2025.09.26
写真整理のコツ|大量のアルバムから思い出を効率的に選ぶ方法

このページでわかること
「アルバム(写真)が多すぎてどの写真を選べばいいか分からない…」そんなお悩みをよく聞きます。
自分史や家族(親・故人・ペット)の本を作るとき、写真整理はもっとも重要なステップです。
このページでは、大量のアルバムから効率的に写真を選ぶコツを解説します。
写真整理が大切な理由
お写真は、その人の人生や思い出を一瞬で伝える大切な素材です。
しかし、枚数が多すぎると選ぶのが大変になり、制作の遅れにもつながります。
整理のコツを知っておくと、本の制作が効率的に進められます。
効率的に選ぶ3つのコツ
☝️ テーマを決める
「幼少期」「学生時代」「結婚式」「趣味」「家族旅行」など、ストーリーに沿ってテーマを設定します。
☝️ ベストショットを優先する
似た構図の写真は1枚に絞り、ピントや表情の良いものを選びましょう。
☝️ 家族で一緒に選ぶ
一人でじっくり選ぶのも良いですが、家族と一緒に選ぶと思い出話が広がり、納得感のある選択ができます。
準備物チェックリスト
- 付箋・ペン(候補写真にマーク)
- 柔らかい手袋(写真の指紋防止)
- 大きめの封筒やクリアファイル(テーマ別に仕分け)
- スキャナー・スマホ(デジタル化用)※あれば
デジタル整理フロー(最短ルート)
- 取り込み:アルバム・スマホ・PCから候補を一箇所に集約(フォルダ名「写真_候補」)。
- 重複除去:連写・似た構図は1枚に絞る。
- テーマ仕分け:
01_幼少期 / 02_学生 / 03_結婚 / 04_家族 / 05_趣味 / 06_仕事 / 07_ペット / 08_その他
など。 - 採用マーク:採用写真に「★」や「_OK」をファイル名に付与(例:
1988_0707_wedding_OK.jpg
)。 - 提出用フォルダ:最終的に「提出_自分史用」を作成。
スキャンのコツ(紙焼き写真の場合)
- 解像度:L判〜2L判は 600dpi 推奨(本に対応しやすい)。
- カラー設定:カラー写真はカラー、白黒写真はグレースケール。
- 自動補正:色味が変わる場合は補正オフで取り込み、編集は後から。
- 反り・影対策:台紙アルバムは写真を優しく外す、難しければ上からフラットに押さえる。
- 保存形式:PNG/JPEG。
ファイル名ルール(後工程が速くなる)
推奨:西暦_月日_場所orイベント_人物_通し番号
(例:1995_0815_北海道旅行_家族みんなで_01.jpg
)
避けたいNG例
- 同じシーンの写真をたくさん残す
- 極端に暗い/ピンぼけ/顔が切れている写真
- サイズや解像度のバラつきが大きすぎる提出
- 人物の関係や時期が不明(本の掲載場所に後で迷う)
写真が少ない場合の工夫
写真が少なくてもご安心ください。
文章を中心に構成したり、日記・手紙・賞状などを掲載したりすることで、立派な本に仕上げられます。
思い出を補完する資料も大切な要素になります。
最後に・・・
大量のアルバムから写真を選ぶのは大変ですが、コツを押さえればスムーズに進められます。
1人でじっくり思い出に浸りながら選ぶも良し。
家族と一緒に楽しく振り返りながら選ぶも良し。
すぎやま本制作では、写真整理や選び方についてもサポートしています。お気軽にご相談ください。